今回はホテルに泊まってずっこんばっこん
女性を連れずにお泊まりなんてしたことが殆ど無いなまちゃんです。
今回のチンカスツーリング編ではお色気無しなので、エロブログを期待している方、読まなくてもオッケー!
出発前に嫌な予感はしていたんだよね。
前日にオイル交換をして、ついでに荷物をくくりつけるネットを購入。
自宅に戻って増し締めなどしながら…
あ゛、フレームループにクラック発見。
フェンダーがアルミだとこの部分って割とストレスがかかるんですね。
あれだけキッチリ溶接したのに右側だけ折れてます。
鉄芯入れているのでいきなり外れることは無いと思いますが、厳しいなぁこりゃ。。。
さすがにすぐには直せないので、シート下にタイラップ雁字搦めで気休めを施し、荷物を載せるときにはループ部分に荷重をかけないようにし、なおかつ万一完全に折れたときは荷物部分にテールがぶら下がるように…
フレームが弱いと言うことは、元々が柔らかくて乗りにくい青い謎サスなので、急遽固くて乗りにくい黒謎サスに変更。(この堅さのせいで、自宅に戻る頃にはクラックどころか左右溶接折れてグラグラでした)
タイヤは多忙により、サイドに小さなクラックが入ったノーマルタイヤ@23年物(かなり固い)ままで・・・
さて当日。
待ち合わせ場所は三重県御在所SAに11時集合。自宅に一番近い名古屋高速の入り口から入るとゆっくり行っても40分くらいの距離。
勿論そんなトコから乗っては高くつくので、節約のために東名阪道名古屋西ICまでは下道です。
四日市あたりから事故渋滞。すり抜けしつつ集合場所へ着くと、チームチンカスのメンバーはみんなオイラより早く来ています。
進化を続けるチョッパー、maruちゃん号の今回の仕様は前日完成したビレットシリンダーとビッグフィンが美しい595です。
キックインジケーター部分をスケルトンにして、ぐるぐる回るのが見えて新鮮です。
この仕様にするまでいったいいくらつぎ込んだのでしょうかねぇ・・・
ビンボーなオイラには無理そうです。
やっぱりチームチンカスはオイラ以外みんな変態です。
今日はチームのアイドル(?)で、参加したツーリングでの降水確率80%を誇る"ラガーマン"君が久しぶりの参加です。(写真はホテルでメットをかぶり携帯をいじるラガーマン。仕込み無しでいきなりこんな事をする)
天気予報では二日間の降水確率は0%!!おそらく雨に降られることはなさそうです。(予想が甘かった)
エンジン慣らし中のmaruちゃん号は4000rpmまでしか回せないので、ファイナル高めですが115km/hくらいが限度。
オイラも振動が多い回転数は使いたくないのでユックリ走行が前提。
ってなわけで、オイラが先頭でマジでノロノロに近いツーリングペースです。
次の休憩は近めで「安農SA」
ここまではリアから変な共振があるくらいでまあ快調でした。
パトカーや白バイが展示してあったので、跨ったりパトカーの後部座席にラガーマンを座らせて写真を撮ったりしてたのですよ。
(生意気にも運転席に座ろうとしたので「お前は後が似合うだろ!」と後部座席に座らせると、パトカーの後部ドアは中から開かない事を知らず、出ようとしても出られなくて焦るラガーマンの図はみんなにお見せしたかった)
距離は150kmちょっとの遠乗りなので、もうホントにメンバーのノリが近所で遊んでいるレベル。
んがっ!
安農からは何かオイラのエンジンがおかしい・・・アクセルを戻しても回転が落ちない。
ってか、チョークを引っ張っているかのごとく濃ゆい。
嫌な予感的中。
オイラの使用しているキャブは、TM40という現在売っているTMRの前身に当たる奴なんですが(現行だとHSR系・ハーレー用がほぼ同じ構造)チョークが戻っていないのか?と疑って、まずキャブを取り外し、チョークワイヤーを外してみます。
それでもアイドリングは落ちません。
キャブを後から覗いてアイドリングスクリューをねじります。
目一杯下げる方向に回してもスロットルバルブが下がっていきません。
以前似た症状が出たときの経験から、応急処置としてアクセルの引っ張り側のワイヤーを緩め、戻し側のワイヤーを少し強めに引っ張りました。ついでにパイロットスクリューをいじって少し薄めます。
ジェット類も持っていたのですが、そこまではしませんでした。
アイドリングはかなり高めですが、とりあえず走れるのでそのまま鳥羽まで直行。
伊勢エビ・温泉・ホテル・酒!はバイクブログなので基本的に割愛。
(女性は伊勢エビを焼いていたおばちゃんしか登場しないので、書かなくても問題ないよね。)
泊まったホテル「鳥羽アネックス」は、温泉が敷地内に別棟で作られており、移動にはバスを利用します。
ホテルですから浴衣やスリッパで部屋の外に出てはいけないので、風呂に行くためにわざわざ小汚いブーツに履き替え…
次回はサンダルでも用意していこうと思う。
maruちゃんのMIXI日記にはオイラのセクシーポーズの写真が載っているとの噂…
キャブの修理中に某特攻隊長君とオイラがちょっと喧嘩になり始めたのを見て、ヤマハ乗りのホンダ君は「何故namaちゃんはこの男と友達なのだろう?」と不思議に思っていたことでしょう。酒を飲みながらそんな話もしましたが「こいつにも良いところはあるんだよ」と酔って寝ている奴の方を指さし、オイラも酔っぱらいつつ就寝。
翌朝、さほど寒くないとは言え、普通なら朝一にチョーク無しでかかるとは思えないエンジンが軽くかかり、嫌な予感継続。
ライダーズカフェ750でコーヒー。
パールロードの鳥羽展望台を経由し、国道何チャラで伊勢まで。
展望台から伊勢に向かう途中、ガソリンスタンドで金を払ったときには確認していたはずの万札が一枚、松阪牛の牛丼を食べたあとの支払時に財布の中に見あたらなくて…(おそらくオイラが金を出したときにポロッと万札は落ちたのであろうと推測)
土産を買う金が足りないので某特攻隊長に借りる。今考えたら、コンビニでキャッシュカード使って卸せば良かったジャン。
アイドリングはまだ高いし、バックファイヤー&アフターファイヤーという濃いのか薄いのか訳わかんない状態のキャブ。
普段ならセカンドギアは80km/h+くらいまで引っ張ることが可能なのに、ボソボソ言って真ん中がまともに回りません。このまま開いていくと回るのですが、スロットルバルブが貼り付くのは怖いので、じわーっとしかアクセル開けられません。凄いストレス。
以前同じような症状を経験しているので、完全な修理も持っている工具で可能ですが出先じゃやりたくない作業。
ここまではだましだまし走ってきましたが、帰りの高速は本気(本気と書いてマブ)でスピード出せません。
みんなとは「次の休憩場所だけ決めてフリー走行ってことで」と決めて、オイラはユックリ90km/hでトコトコ走ります。当然みんな先にすっ飛んでいきます。
普段ならフリー走行区間では真っ先にかっとんで行く某特攻隊長君、なのにキャブ不調のオイラの速度に合わせて一緒にトコトコ後から付いてきてくれます。数少ないこいつの良いところです。
(いやホントに良いトコは少ないんだけどね)
降水確率0%でも雨を降らせるラガーマン君のせいでしょう。
すぐに止んだとは言え、途中で雨粒が落ちてきたときは休憩のSAで蹴りを入れてやろうかと思いました。マジで…
(本人は前を走っている車のウォッシャーだと言い張りました)
めっちゃ苦労して伊勢からの高速道を走り、いつもの木曽三川公園まで戻ったところで解散。
ついでにオイラの家庭の事情が重なり、解散時の挨拶もそこそこでした。みんな急がせてすんません。
踏んだり蹴ったりで苦労したけど、やっぱ楽しかったよん。
キャブの不調については、原因もわかっていますので後日ばらすとき写真でもとりながらご報告します。
ひとネタ出来たっと。