ライブディオが遅いのだよ

ってなわけで、お譲り頂いたライブディオ。
ナンバーも取ってきたので乗ってみた。

「遅い…」
まず、スクーターにしては出だしが遅い。
1.通常はプーリーがブンッと回ってローラーが遠心力で外へ広がることでギアチェンジの代わりになる。
2.これが外へ遠心力で大きく広がれば、ドライブ側のギアが大きくなるのと同じでスピードが出る仕組み。
3.ローラーの重さによってドライブギアが小さい状態を長く続かせると、パワーが無くても一瞬の出だしが良い。
4.逆に軽くすると、大きなドライブギアを動かすだけのパワーがあれば、息の長い加速をする事が出来ると。
え?お前に言われなくても知ってる?
そですね。
で、問題のライブディオ。
オイラの元に来たこいつは、排ガス規制のためパワーを落としてあると言うことは調べて分かっている。
黄色いナンバーであるからして、30km/hの制限ではない。
なので、最高速度を試すべく制限速度60km/hの某国道にて「よいしょっ」と加速する。
52km/hしか出ませんわ。
オイラの体重(68kg)のせいかもしれないが、いくら何でもちょっと危険。つうか抜かれるとき怖い。
この前の型との違いは、AFコントローラーユニットと触媒付きマフラー。あとはメインジェットとスロー、それにエアスクリューがD型なのでそれを調節出来るタイプにすればおっけ。
なるほど。
マフラーは買わないとあかんが、AFコントローラーユニットはとりあえずキャンセルしよう。
100円ショップにて短いタイラップを購入。
キャブからエアクリーナーに入っているこれを外し・・・
「ポキッ」
あ゛・・・
どうせ外すから良いんだけど、エアクリーナーから出ている部分についているL字型プラのパイプが折れた…
放置期間が長かったので、プラ部品は風邪引いた感じになっているのかな。
が、ちょうどいいや。折れた部分はどうせ塞ぐところだったので、そこにブチルゴムを丸めた物を入れてみた。
ゴムホースを折り曲げて、タイラップで結んでおっけ。
では、最高速がどのくらい変わったかを確認。
あれ?加速が良くなったぞ。
ほう、要するに元の状態よりパワーが出たのですね。
ありゃま。いきなり最高速が8km/h伸びて60km/hまで出ちゃいます。
105円でチューニングが出来た。
安いモンだ。
気をよくしたので、次はマフラー交換を予定。
さすがにそのときはキャブセッティングしないとあかんよなぁ。
めんどくさいのは避けたいオイラ。
SRの方は邪魔な物を取っ払ってあるのでキャブ外すのなんざ5分もかからないのだが…

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